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よくあるご質問(光ファイバセンシング)
お客様から寄せられた光ファイバセンシングに関するご質問の回答を掲載しています。
光ファイバセンシングとは何ですか?
光ファイバをセンサーとして用い、変形(ひずみ、振動等)や温度などの検出をすることです。
光ファイバセンシングの方式は?
光ファイバに光を入射すると、レーリー散乱光・ブリルアン散乱光・ラマン散乱光などの反射光が発生します。各反射光を検出・計測することで、対象の変化を検知します。
光ファイバ内の欠陥を調べるには主に、以下の4種の方法があります。
@ OTDR方式 (Optical Time Domain Reflectometer) レイリー散乱光を応用。光ファイバに屈曲・破断が生じると、レイリー散乱光が減少する。
A B-OTDR方式 (Brillouin Optical Time Domain Reflectometer) ブリルアン散乱光を応用。波長の変化が歪に依存。
B FBG方式 (Fiber Bragg Grating) グレーティング(刻み)を入れた光ファイバに光を入射すると特定の波長(ブラッグ波長)のみを反射することを応用。
C RAMAN方式 (Raman Time Domain Reflectometer) ラマン散乱光を応用。強度が温度に依存。
弊社OTDRでは、各種光ファイバーセンサーを高位置分解で探査できます!
光ファイバセンシングの特長は?
1本の光ファイバで、長距離にわたる連続的な多点計測が可能です。
※光ファイバは、メタリックケーブルに比べて低損失・広帯域・細径・軽量であるため、伝送コストが削減でき、敷設の作業性も向上します。以上のことから、光ファイバセンシングは様々な分野で応用が可能です。